2000年4月の記事

救急医

2000年4月24日

もう先週の話だが、某病院の救急病棟で3泊4日の実習をした。実習を受ける側も大変だったが、それよりもそこで働いている若い医師の非人間的多忙ぶりに驚かされた。
一ヶ月に当直が15回、当直明けたらそのまま通常勤務。休めるのは月2回だけ。病院滞在時間は月500時間ほどだろうか。
こんな体制の中で、人の心のある診療をしろというのが土台無理。それでも彼らは真摯に働いていると思う。しかしそんな若い彼らのがんばりに甘えて(つけ込んで)この体制を放置しておいていいはずがない。

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