2006年5月の記事

産科医が訴えられるとき

2006年5月1日

産婦人科残酷物語II : true story

感動的な母親救出劇です。この件では、医者はヒーローです。

しかし、もし母親が助け出されていなければ、遺族に訴えられていたかも知れません。業務上過失致死で刑事罰を受けるハメになるかもしれません。

いや、助け出されても、「子宮を摘出されるなんて聞いていなかった」などと言って訴えに出るような人も世の中にはいるようです。

先日、三重県尾鷲市の病院で、産婦人科医が年俸5000万円超で雇われたそうです。

24時間365日、心の休まる暇もなく精一杯やっても、なおかつ訴えられてしまう危険にさらされ続ける仕事を、あなたは年俸5000万円なら引き受けますか?

それがたとえ医者の仕事でなくても、僕なら絶対に引き受けませんね。

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