近視矯正手術LASIK(レーシック)体験記

1998年12月18日にLASIK(レーシック)という視力矯正手術を受けました。その体験記を載せていきます。

初めての方は,「こちら」の1998年12月分(一番上)からお読み下さい。その続きは「こちら」にあります。

体験記を一通りお読みになった上で,なおご質問などございましたら 峰村健司(kenji_homme@yahoo.co.jp ←全角を半角に直す)までメールをお寄せ下さい。できる範囲でお答えしたいと思います。良くある質問に対する回答は以下のとおりです。メールの内容は、引用させてもらうことがあるのでご了承ください。
「調子はどうですか? よく見えますか?」 体験記のとおりです。記事が古いままの場合、その後変化が無いものとお考えください。
「手術を受けてよかったですか?」 良くなかったとは思いません。
「手術を受けて見えにくくなることはありますか?」 視力表的にはほとんどの場合改善しますが,それ以外の微妙な問題があり,それについては体験記で扱っています。
「手術を受ける病院を決めた理由は何ですか?」 体験記の一番最初を読んでください。
「手術は お勧めですか?」 一概には言えません。
「私は手術を受けるべきでしょうか?」 そればかりは自分で判断して頂くしかありません 。

この文章は,専門性を抜きにしてざっくばらんに書いていきます。作文上多少フレンドリーな記述もある点をお許し下さい。

リンク
めだまカフェ  広島市「ひらの眼科」医院長が作成するページ。必読の「近視手術Q and A」をはじめ近視手術に関する情報盛りだくさん。その他にもためになるページ多数。充実した内容。
Vision Surgery Rehab Network  アメリカのサイトであるが、LASIKのうまくいかなかった例のイメージ図が掲載されている。Image Galleryに並んでいる小さい画像をクリックしてみよう。特に「ゴースト視力表」は必見。こんな見え方でも視力は1.0が出ます。

このページは新しいもの順です。


2011/9/19 レーシック難民

 「レーシック難民」という言葉を今日はじめて聞いた。「レーシックを受けられないで困っている人がいるのか?!」と思ったらそうではなくて、レーシックの合併症に苦しんでいる人のことだという。なかなか面白い言葉使いだが、今更その話題か…という気がしないでもない。このページの2005年9月17日付で以下のように書いた。「「思わしくない結果」に終わる可能性はゼロではない。手術を受けようと考えるのであれば、まずはその点を十分理解すべきである。平たく言えば「失敗した場合に諦めがつきますか?」ということである」。また、このようにも書いた。「確率はたとえ低くても、それ(注:合併症)にあたってしまった人にとっては確率もクソもない。再手術による治療が困難な場合もあり、その場合はまさに「ジ・エンド」である」。手術が思わしくない結果に終わる可能性があることは、以前から言われ続けていることだし、今の時代にそのことを全く伝えられずに手術をされてしまうということは考えにくい。確かに、治療する側が思わしくない結果について、あまり詳しく説明していない場合もあるのかも知れないが、それ以前の問題として、レーシック難民になってしまった人の多くは、バラ色の未来を想像するばかりで、残念な結果に終わった場合の自分の姿を考えていなかったのだろうと思う。

 そのような例があるからと言って、レーシックをはじめとした近視矯正手術が悪いものだとは思わない。一度の人生、近眼から解放されることを夢見て、リスクが極めて高いとまでは言えない魅力的な賭けに打って出ることが、許されないことではないと思う。ただ、賭けに勝った場合の自分と共に、賭けに負けた場合の自分もじっくり想像して、一生苦労をする覚悟の上で手術を受けるべきだと思う。その覚悟ができない人は手術を受けるべきではないということである。


2007/4/30 もっと怖い眼内レンズ

最強度近視にはレーザー治療は不向きということがわかってきて以来、有水晶体眼内レンズが脚光を浴びているようである。これなんかは目のことを知ってしまうと「ええっ?!」と思ってしまう。なぜか?

有水晶体眼内レンズは、目の中にコンタクトレンズのようなレンズを入れてしまえという方法だが、目の中の入れる位置によって主に2種類ある。一つは後房レンズと言って、虹彩と水晶体の隙間に入れるものであり、もう一つは虹彩支持型と言って、虹彩に引っ掛けておくものである。

後房型は虹彩と水晶体の隙間に入れるわけだが、ここは通常狭くてレンズを入れるような空間にはなっていない。レンズが虹彩や水晶体とこすれて炎症の原因になったり、眼内の水の流れを妨げて緑内障発作を起こす原因になる。緑内障発作を起こすことを防ぐために、あらかじめレーザー光線で虹彩に小さな孔を開けたりする。

虹彩支持型は虹彩にレンズを引っ掛けるわけだが、虹彩は伸び縮みするのであて、モノを引っ掛けるには不適である。これもやはり虹彩がこすれて炎症の原因になったり、そもそもレンズがはずれて落ちてしまう場合もある。

また、どちらの手術でも同じことだが、目の中にレンズを入れるのだから、当然ながら目を貫通する切れ込みを作る。ここがレーシックなどのレーザー治療と大きく違うところで、目の中にばい菌が入る確率が格段に上がる。目の中にばい菌が入り、それが化膿してしまえば文字通り失明の危険がある。

有水晶体眼内レンズの売り言葉に、「不具合が起こった場合には、取り除くことによって元に戻せます」というのがあるが、違うと思う。レンズの挿入とその不具合自体によって目の中は荒れるし、緑内障や白内障も起こりやすくなっているだろう。


2007/3/12 なんとなく怖い層間照射 (2007/4/30 追記)

近視矯正のエキシマレーザー手術は角膜を削るわけだが、どこを削るかによって二つに大別できることはご存知だろうか? 表面照射と層間照射である。角膜を表面から削るのが 表面照射であり、角膜実質を薄く削いでフラップを作り、その下の角膜を削るのが層間照射である。LASIK(レーシック), intraLASIK(イントラレーシック), WavefrontLASIK(ウェーブフロントレーシック)などは層間照射であり、PRKは表面照射である。ここで注意すべきは、角膜上皮は新陳代謝する細胞でできており、削ろうが取ろうが数日で新しく張ってくるという点である。LASEK(ラセック、レーゼック)やepi-LASIK(エピレーシック)はフラップを作るので 層間照射のように感じるかもしれないが、そのフラップは角膜上皮のフラップであるからいずれは再生してしまうため、残そうが取り除こうが最終的には新しい上皮で取って代わられるのである。そのためLASEKやepi-LASIKは表面照射に分類される。

私はLASIKを受けただけであって、LASIKの手術をしないので、その分割り引いて読んでいただきたいのだが、層間照射と表面照射の主な違いをまとめると以下のようになる。

層間照射 … 手術後痛くないことが多い、手術翌日から良く見える、手術後に角膜混濁が起こりにくい、手術後にフラップを切った痕が一生残る。 まれにフラップによる合併症(=思わしくない症状)が起こる。

表面照射 … 手術後痛い、手術後しばらくは見え方が悪い、手術後に角膜混濁が起こりやすい、手術後に手術の跡がほとんど残らない。

これを見ると層間照射のほうが、手術後痛くなくて角膜混濁も起こりにくいので良さそうに見えるだろう。しかし、 目医者になってわかったことだが、一生フラップを切った痕が残るということは、目のことを知ってしまうと非常に気持ちが悪いことである。というのは、角膜実質の傷はどんなに時間がたっても完全に くっつくことがな いからである。強い衝撃が加わったり、あるいは網膜剥離など他の手術を受ける必要が出た場合にその影響ではがれることがあるのである。眼に衝撃を受けやすいボクシングなどのスポーツ選手などには、PRKなどの 表面照射が勧められることが多いようだが、そういう特殊な職業でなくても表面照射を考えても良いのではないかと思う。

また、層間照射ではフラップの不良による合併症起きる可能性がそれなりにある。フラップが千切れたとか、歪んだとか、皺になってくっついたとか…。実際、角膜の表面がシワシワになっているのを見たことがある。そうなるとマトモな視力回復は望めない。

しかし実際にはLASIK, intraLASIK, WavefrontLASIK等の層間照射が広く行われている。表面照射は手術後数日間痛くて見えにくいことから、受ける側も若干つらいが手術する側もつらいためではないかと想像する。手術後に痛かったり見えにくかったりするために、それらの人々が手術後に不安の塊のようになって医者にすがりつき、切々と不安を訴える。それを医者が親身に聞けば聞くほど医者の活動時間を浪費してしまい、その分ほかの手術希望者の診察、治療に手が回らなくなる。医者からすれば、金銭的にも不利だということもあろうが、できれば多くの人を不安なく治療してあげたいという気持ちも働くだろう。かくして 層間照射がメジャーな道を突き進み、表面照射はマイナーな位置にたたずみ続けるのであろう。

表面照射については、安淵眼科のサイトPRK/LASEK/Epi-LASIKのページに詳しく載っているので、参照された い。要は、私も表面照射のほうが良いと思っているということである。


2005/9/27 ブラックジャックは「人間が人間の身体を治すのは、賭けるしかないでしょう」と言った。

手術の結果が今ひとつだった場合の見え方のギャラリーとして、以前からSurgicalEyesというサイト内のImage Centerがあったが、最近日本のものが登場した(「こちら」)。さて、ここにあげられるような見え方に終わる確率がどのくらいあるのか私は知らないが、「思ったようには綺麗に見えない」結果になる確率は、無視できるほどには低い割合ではないように感じている。いや、確率はたとえ低くても、それにあたってしまった人にとっては確率もクソもない。再手術による治療が困難な場合もあり、その場合はまさに「ジ・エンド」である。

LASIK関係のページや掲示板を見ると、「失敗しない施設選び」ということがよく議論されているようであるが、そういうものだろうか? どんな施設で手術を受けても、程度の差こそあれ「思わしくない結果」に終わる可能性はゼロではない。手術を受けようと考えるのであれば、まずはその点を十分理解すべきである。平たく言えば「失敗した場合に諦めがつきますか?」ということである。どんな施設で受けても危険がゼロではない限り、出発点はその覚悟であり、施設選びはその次である。

では、自分がそれを理解して受けたのかと言えば、正直なところ「理解していなかった」と言わざるを得ないのである。近視矯正手術とは、そういうものなのかも知れない。


2004/6/15 その実績数はどうなの?

ある眼科の公表実績数で、LASEKの件数が以前に目にしたものとはかけ離れた数値になっていた。よく見たらカッコ書きで「PRK等を含む」と書かれている。過去に記載されていた数値から推せば、この「等」にはLASEKとは全くといっていいほど別の術式であるRKも含まれているはずである。もしそのような眼科に行くことがあれば、なぜLASEKの件数に他の術式の件数をまとめて記載しているのか、その理由をよく確認するべきであろう。


2003/06/05 LASEKはいかが?

私の知人の体験記なのだが、大変良質な近視矯正手術の体験記が、めだまカフェの中(ここ)に載せられた。特異的なのは、これがLASIKではなくLASEKのものであること。LASEKは日本ではなじみが薄い手術方法だが、角膜を厚く残せる、最終的にはフラップが残らないという点ではLASIKよりも優れている手術と考えられる。LASIKと比べての問題点は、痛いことと、これまでの症例が少ないこと、ボウマン膜という役割不明の膜を完全に削り取ってしまうことである(ボウマン膜は、角膜上皮細胞と角膜実質の間に張っている)。痛いのは一時的だが、ボウマン膜は永遠に甦らない。今のところそれによる問題は聞いたことが無いし、今後もないと想像はするが、100%の保証は無い。その点は賭けである。尤も賭けであるということならば、LASIKだってPRKだって、それ以前の術式であるRKや佐藤の手術だって賭けであった。そして佐藤の手術に賭けた人々は全員が大敗した。

ともあれ先述の体験記、長文だがよく読んで、特に角膜の厚さに関する部分は良く勉強するとよい。


2003/03/28 一発芸ならぬ一発視力 右1.0左1.2

RV=1.0(1.5 x s-1.25 c-0.5 A120)
LV=1.2(1.5 x s+0.25 c-1.0 A120)

 正直なところ、上記の視力検査のうち「右1.0」は、実感のない1.0である。視力表で、見にくいけどもなんとなくそれらしく見えてしまうので仕方なく答えると、答えが当たっているために1.0になってしまっている、といったところである。右の1.0が如何に実感がないかというと、先日行った免許更新で、右目だけで見る指標(0.3のもの)を一旦間違えて答えてしまったことからも明白である。また、左右とも最もよく合うレンズをあわせて1.5であるが、右目の1.5は左目の1.5に比べれば心許ない1.5である。視力検査の限界を感じるところである。


2002/4/17 質問への回答、そして質問を送る前に

 ある人から以下のような質問を頂いた。以下のようなことが起こりうるのか、という質問である。

1. 手術中と後の痛み
2. 手術後に発生すると言われている、夜、明るい光などをみたときに起きるぎらつきで車の運転がしにくくなること
3. 手術後6ヶ月後ぐらいにおきる視力の低下
4. 遠くは見えやすくなるけれども、近くの文字などが見にくくなる

お答え… いずれも理論上ありえますし、報告によれば、実際あるらしいです。何しろ生身のカラダにメスを入れるのだから、何が起こっても不思議はありませんね。ただし、頻度までは存じ上げません。


2002/2/3 韓国でLASIK

 久々の追加記述だ。自分の眼は相変わらずである。そうこうしている間に,私は眼科医となり,しかも何の運のめぐり合わせか,自分が手術を受けた病院で眼科医として勤務している。手術をお考えの方は相談されたし。

 それはそうと,先日韓国に行った時に,韓国の繁華街にあるLASIK(韓国では「ラシック」と読む)をやっている眼科を視察してきた。日本人の患者さんも週に2〜3人いるとのことである。確かに手術費用は日本よりは安い。

 しかし,韓国の眼鏡屋事情を知れば,韓国でLASIKを受けようという気はちょっと起きてこない。以下の対話は,うちの病院に出入りしている日本の会社が,韓国のメガネ屋と商談をした時の話である。

日「乱視のレンズは…?」
韓「いりませんよ」
日「?」
韓「メガネなんて,大体見えればいいんですから,乱視のレンズまでは必要ありません」
日「…」

それでもあなたは韓国でLASIK受けますか?


2000/12/16 2000/12/12掲載の質問(乱視の矯正のこと)への回答に補足

 乱視の矯正のことであるが,原理的には,直乱視(角膜がラグビーボール状に楕円になっているために起きている)は,その楕円状の表面をLASIKで正球面に近づけることで矯正できるはずである。一方,私が何度か問題にしている「微妙なブレ」は,LASIKで作成したフラップ(レーザーをあてる為に角膜の表面をペロンと剥がしたもの)を,元に戻してくっつくときに,波板状にゆがむために起こるものである。体の傷が,閉じてみないと表面がどれだけ綺麗になるか分からないのと同じで,LASIKでも手術してみないとどれだけ綺麗になるかは分からない。私自身困ってもいないし,そのことで大問題が起こったという話は私は聞いたことはないが,念のため付け加えておく。


2000/12/12 もうすぐ2年

 たいして変わりばえしないので,特に書くことがない。強いて言えば,右の視力が多少落ちたかもしれないが,これも確かではない。

 そういえば,この1月にはスキー,この7月にはプールに行ったが,メガネが不要なのはとてもいい。特にプールサイドでメガネ無しで周囲を見渡せるのは,様々な意味で利点である。

ところで,こんなご質問を頂いた。

「コンピュ−タを使う職業ガラも合って、見が非常に疲れるので、これを直したいと思っています。つまり、LASIKを受けることで、直乱視が治るよう、どの本をみても、書いてあるのですが、実際は視力1.0回復だけでは、説明しきれない、何か、普段読む際の字のぶれのようなものが残ってしまうのでは、とすこし心配になっています。その点、LASIKによって乱視は治るものなのでしょうか?また、物を見る際の質のようなものは、いかがですか?」

2000/03/28付分に書いたとおり,ぶれが残ることがありうる(というか実際に残っている)が,それがどの程度の確率でどの程度の症状になるのかは,全く不明である。実は,手術をする側にもそのような細かい情報はまだ蓄積されてないのではないかと思う。したがって,手術を受けることは,賭けだと思う。データがないので,「どの程度の賭けですか?」と質問をされても答えようがない。手術を考えている方は,手に入る情報をもとに,自分で判断していただきたいと思う。

 また,「目の調子はどうですか?」と訊かれることもたまにあるが,「変わらない」としかいいようがないのでご了承願いたい。


2000/03/28 検診日 右0.9 左1.2 両眼1.5

RV=0.9(1.5xs-1.0)
LV=1.2(1.5xs+0.25 c-0.5 A150)

 術後1年後検診を今ごろになって受けた。見え方にはもはや大きな変動はない。左眼は左右方向に多少滲みが見られるが大きな問題ない。右は相変わらず多少上下にブレる感じがあるが,これは右角膜表面に残る横方向の皺のためだろう。その皺については1999/2/21日分では「あり」と,1999/3/19日分では「消えた」と書いたが,その後見え方が改善しないことから,私としては未だに残存しているだろうと予測していたもので,実際に残存していたということになる。先生の話では,「この程度の皺は視力には影響しないのだけど」ということであり,確かにさしたる問題はない。そうは言っても視力表で言えば,「上下方向の切れ目なら1.0までわかるが左右方向の切れ目は0.9までしかわからない」といった微妙な差がでる。これは乱視用レンズを使っても改善しない不整乱視であり,単なる近視や乱視に比べると案外気になるものである。

 今日はさらに角膜の厚さを計測した。左右とも450ミクロン程度で,もし右目の近視に不満があれば追加手術も可能ということだ。念のため左右の目の屈折状態を教えてもらうと,次の通りであった。

  sph cyl ax
R(右) -1.75 -0.25

27

L(左) +0.25 -1.50 156

 この表の見方は省略するが,右の近視は実際問題として0.9の視力がある上,この程度の近視が残っている場合,将来老眼になったときにかえって便利である可能が高いので,追加手術はしないつもりである。

 そういえば昨年,運転免許証の書き換えをした。1999年4月6日分で,「免許証の更新で裸眼で検査を通過して,生まれてはじめて眼鏡等の制限のない免許証を手にしたことについて書くだろう」と書いたが,さしたる感激もなかったので書かずに放っておいた(笑)。もはや眼鏡をかけないのが全く日常に溶けこんでいるということだろう。


2000/3/5 春の雨

 自転車を駅に置いて出かけていると,久しぶりにまともな雨が降って来た。ここ数年落ち着いているとはいえ,花粉症持ちの私にはこの季節の雨はありがたい。何しろ手術を受けてメガネをかけなくなってから,この季節に自転車に乗ると花粉が目に入り放題だ。
 しかし帰りに雨の中を自転車に乗って気がついたのだが,メガネをかけていないと雨も目に入り放題だ。結構つらいぞ。
 (手術して1年以上も経つのに,その辛さに今ごろ気付くってのもどうだ…)


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