亀田テオフィリン中毒事件その後

2008年10月18日

注:今日から,相当ディープな話題でも書くだけ書いておこうかと思います。
 つい先日,最高裁に電話して,亀田テオフィリン中毒事件の進行状況を確認しました。
 今のところ上告(ないし上告受理申立て,以下同様)棄却にはなっていないとのことです。これで上告から約10ヶ月経過しました。
 上告棄却の場合は2ヶ月くらいで決定されることが多いようですし,また上告受理されるには,上告から半年以上棄却をされないことが第一関門だということなので,亀田テオフィリン事件は既にこれをクリアーしていることになります。
 もし上告が受理されるとしたら,最高裁はどの点をポイントとしてくるのか,興味津々です。例えば,控訴審で病院側が持ち出した「死因はテオフィリン中毒」という主張について,控訴審判決では全く審理されていない点か,はたまた鑑定意見の取り扱いに関するようなもっと広い射程を持った根本的な点か…
これだけ待たされて,結局は上告棄却だったらさすがにがっかりです。
亀田テオフィリン中毒事件の症例検討会の様子はこちらをご参照ください。
http://lohasmedical.jp/blog/2008/02/post_1088.php
判決文についてはこちらをご参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20071225

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飛行機の中でお産に立ち会った医師たち(ただし外国)

2008年8月31日

こんなニュースが…

旅客機内で男児出産、乗り合わせた医師4人が立ち会う
2008-08-29 15:00:02
 香港から豪アデレードへと向かう旅客機内で28日朝、搭乗していた女性が男児を出産した―出産に立ち会ったのは、偶然同じ飛行機に乗っていた4人の医師だった。
 赤ちゃんを出産したのは、当時妊娠34週目だったParmajit Kaurさん(29)。香港を離陸したキャセイ航空の機内で、突然産気づいたという。
 出産に立ち会ったジュディス・ハメル医師は、オーストラリア放送協会(ABC)に対し次のように語っている。「わたしを含めて4人の医師がたまたま同乗していました。外科医、整形外科医、腎臓専門医、そして一般開業医のわたし。出産に関しては、4人の中でわたしが一番経験があると判断して“チーム”をリードすることになりました」。
「助産師役はわたし。ほかの3人は(Kaurさんを)励ます役、“吸って、はいて”を繰り返す役、(生まれた)赤ちゃんの面倒を見る役とそれぞれ役割を分担しました」と説明するハメル医師。「無事に出産を確認できた瞬間はほっとしました。4人とも“面白い”経験をさせてもらったと思っています」と付け加えた。
 母子を病院へと搬送するため、ダーウィンの空港に緊急着陸した同機。その後、残りの乗客を乗せたまま再びアデレードへ向けて飛び立ったという。(c)South China Morning Post/Martin Wong

えー,
外国人医師の皆さんには,「“面白い”経験」だったと思うんですが,
日本では,もしうまく行かなかったら訴えられるんではないかと思うと,緊急召集がかかっても,ちょっと名乗り出れないかも知れませんです,はい。

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8/15, 8/20

2008年8月15日

63年前の8月15日,玉音放送が流れたといいます。
我々は,8月20日,福島地方裁判所で,判決を聴きます。
そもそも比較するようなものではないのですが,なぜか重なるものを感じるここ数日です。
8月20日の大野病院事件の判決に注目してください。

画像
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満員乗車

2008年8月3日

いま,韓国のニュースを見ていたら,乗用車がガードレールに突っ込んで2人死亡したというニュース。
飲酒運転の乗用車に12人乗っていて,2人が死亡,10人がけが,というもの。
図解によると,前列に3人,後列には6人。そしてトランクを開けてそのトランクに後ろ向きに3人が座っていたと。死んだのはトランクに座っていた3人のうちの2人…
さすが韓国と言うべきか。

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St. Peter Kellerのホームページから,韓国語が消滅した件

2008年8月3日

世界の古い会社一覧が,google英語版にあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_oldest_companies
各企業ページにリンクされていて面白いものです。
1位は日本の金剛組,2位も日本の法師旅館と,1・2位を日本の会社が占めています。
3位はオーストリアのレストランです。
今見たら,その3位のオーストリアのレストランのページから,韓国語版が消滅していました。
http://www.haslauer.at/default.htm
以前は日本語の横にあったのですが…
単に誤字・誤訳などがあって一時的に消しただけかもしれませんが,何かがあったのではないかと色々想像してしまいます。
#上記とは関係ありませんが,1716年創業の岸田屋のページが,あまりにそっけなくてちょっと笑いました。

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